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レディースボディミストおすすめ12選|比較表

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ボディミストは香水と何が違うのか

香水ほど強く出したくない。でも、すれ違ったときに清潔感だけは置いていきたい。ボディミストが選ばれる理由はだいたいここに集まります。

ところが、同じ「ボディミスト」という名前でも中身は揃っていません。保湿成分が入っているもの、髪にも使えるもの、香らせることだけを考えたもの。容量は50mLから150mLまで幅があり、税込価格は605円から20,240円まで開きます。名前だけでは、どれが自分の使い方に合うのか読み取れません。

この記事では、プチプラからデパコスまで12本を手頃な順に紹介します。順位ではありません。並べる前に、12本の香り・容量・価格・使える部位をまとめた早見表と、参考価格を1mLあたりの単価に直した表を置きました。

#この記事でわかること
112本の香り・容量・価格・使える部位の早見表
21mLあたりの単価に直すと、12本の並びがどう変わるか
312本それぞれの公表ノートと、向いている人
4香りの系統・使う場面・保湿成分・使える部位での絞り方
5ふんわり香らせる付け方と、つけ直しの手順

ボディミスト12本の早見表

全体像を先に出します。香りの印象は各ブランドが案内している香調の要約、保湿成分は商品説明に記載があるものだけを書いています。

商品香りの印象容量・税込価格使える部位保湿成分
フィアンセ ボディミスト ピュアシャンプーの香りシャンプー系の清潔感50mL・1,320円ボディ記載なし
ボディファンタジー ボディスプレー フリージア軽やかなフローラル50mL・605円/94mL・990円ボディ記載なし
モムチ パフュームヘア&ボディミスト ソフトブルーソープ石けんとホワイトムスク105mL・1,650円ヘア・ボディグリセリン、パンテノール
ジョンズブレンド ヘア&ボディミスト ホワイトムスクサボンと甘いムスク110mL・2,090円ヘア・ボディ配合あり
フェルナンダ プレミアム ボディミスト マリアリゲル透明感のあるフローラルフルーティー95mL・3,080円ボディアロエベラ液汁、ヒアルロン酸Na
ヴァシリーサ ボディミスト スイレンヴェール涼やかなアクアティックフローラル100mL・1,650円ボディ記載なし(メントール配合)
アディダス バイブス ヘア&ボディミスト ハッピーフィールズ明るいフルーティーフローラル150mL・1,980円ヘア・ボディグリセリン
SHIRO サボン ボディミスト爽やかなフルーツと石けん100mL・1,980円ボディユズ果皮水、グリセリン
ロクシタン ヴェルヴェーヌ リフレッシング ヘア&ボディミストクリアなシトラスハーブ50mL・3,410円ヘア・ボディ配合あり
Aíam ボディフレグランスミスト チャプター65パウダリーなフローラルムスク60mL・4,290円ボディヒアルロン酸系を複数、植物エキス
ミス ディオール シルキー ボディ ミスト華やかなローズ100mL・7,700円ボディ配合あり
ロー ルージュ N°1 ドゥ シャネル ボディ ミストフルーティーフローラルムスク100mL・20,240円ボディツバキ花水、ツバキ花エキス

容量と税込価格は、通常サイズとして流通している参考値です。改定や在庫の入れ替わりがあるので、買う前に販売ページで確認してください。

1mLあたりの単価に直すといくらか

総額だけを見ていると、ボディミストの価格差は理解できません。50mLと150mLが同じ棚に並んでいるからです。上の早見表の容量と税込価格から、1mLあたりの単価を計算して安い順に並べ替えました。

商品容量・税込価格1mLあたり
ボディファンタジー フリージア94mL・990円10.5円
アディダス ハッピーフィールズ150mL・1,980円13.2円
モムチ ソフトブルーソープ105mL・1,650円15.7円
ヴァシリーサ スイレンヴェール100mL・1,650円16.5円
ジョンズブレンド ホワイトムスク110mL・2,090円19.0円
SHIRO サボン ボディミスト100mL・1,980円19.8円
フィアンセ ピュアシャンプーの香り50mL・1,320円26.4円
フェルナンダ マリアリゲル95mL・3,080円32.4円
ロクシタン ヴェルヴェーヌ50mL・3,410円68.2円
Aíam チャプター6560mL・4,290円71.5円
ミス ディオール シルキー ボディ ミスト100mL・7,700円77.0円
ロー ルージュ N°1 ドゥ シャネル100mL・20,240円202.4円

この表から3つ読み取れます。

ひとつ目。上から6本が20円を下回ります。金額でいうと税込990円から2,090円までの範囲で、総額の並びと単価の並びがほとんど一致する。この価格帯を選ぶかぎり、容量で損得を気にする場面はまず出てきません。

ふたつ目。並びが入れ替わるのはフィアンセとロクシタンです。フィアンセの1,320円は12本で2番目に安い金額ですが、50mLなので単価は26.4円まで上がって7番目になります。ロクシタンの3,410円は総額なら4番目に高いだけですが、こちらも50mLなので68.2円。50mLサイズはバッグに入る代わりに、1mLあたりでは確実に高くつきます。持ち歩き用と自宅用を分けて考えたほうが納得しやすいところです。

三つ目。いちばん安いボディファンタジーの94mLと、いちばん高いシャネルの100mLでは、1mLあたり約19倍の差があります。ただし、香りが19倍長く続くわけではありません。SHIROのサボン ボディミストは19.8円で、ブランドが案内している香りの持続はおよそ1〜2時間です。価格に乗っているのは香料だけでなく、保湿成分、容器、ブランドの取り分でもあります。長く香らせたいという目的だけで高いほうを選ぶと、期待が外れます。

レディース向けボディミストおすすめ12選

1位
フィアンセ ① フィアンセ ボディミスト ピュアシャンプーの香り

① フィアンセ ボディミスト ピュアシャンプーの香り

¥1,320

容量・税込価格:50mL・1,320円(1mLあたり26.4円)/使える部位:ボディ トップ:レモン、グリーンアップル/ミドル:ジャスミン、ミュゲ/ラスト:ムスク、ウッディ

洗いたての髪と、風呂上がりの空気。この2つを香りにするとこうなる、という一本です。レモンとグリーンアップルで軽く立ち上がり、ジャスミンとミュゲの清楚なところを通って、最後はムスクとウッディで静かに終わります。

香りで個性を出しにいくタイプではありません。身だしなみの延長として、さりげなく置いておく使い方に向いています。学校でも職場でも、買い物に出るだけの日でも浮きません。

50mLでバッグに入るサイズなので、外でつけ直せます。ただし香り立ちが軽いぶん、朝つけたものが夕方まで残る期待はしないでください。つけ直す前提で持つ一本です。

強い香りが苦手な人が、はじめの一本として選ぶならここから。

※ 価格は変動します。最新の価格は楽天市場でご確認ください。

2位
BODY FANTASIES(ボディファンタジー) ② ボディファンタジー ボディスプレー フリージア

② ボディファンタジー ボディスプレー フリージア

¥600

容量・税込価格:50mL・605円/94mL・990円(1mLあたり10.5円)/使える部位:ボディ 香りの構成:フリージア

12本で単価が最も安い一本。フリージアを中心にしたフローラルで、香りの組み立てが複雑ではありません。華やかさは欲しいけれど、重いフローラルは避けたいときに手が伸びます。

正式なカテゴリーはボディスプレーです。保湿を目的としたボディ用化粧水ではないので、乾燥対策を兼ねたい人には向きません。香りを気軽に足すための道具として割り切ってください。

50mLが605円、94mLが990円。持ち歩きや試し買いなら50mL、家で毎日使うなら94mLです。この値段なら、香りを何本か並べて気分で持ち替える使い方もできます。

3位
MOMCHIT(モムチ) ③ モムチ パフュームヘア&ボディミスト ソフトブルーソープ

③ モムチ パフュームヘア&ボディミスト ソフトブルーソープ

¥1,650

容量・税込価格:105mL・1,650円(1mLあたり15.7円)/使える部位:ヘア・ボディ 香りの構成:ホワイトムスク、カシス、スズラン

ホワイトムスクのやわらかい甘さに、カシスのみずみずしさとスズランの清潔感が重なります。ブランドが「水色の石けん」と説明している通りで、風呂上がりの空気に近い香りです。

石けん系ではあるものの、さっぱり一辺倒ではありません。ムスクの温度があるぶん、フィアンセのピュアシャンプーより甘さとパウダリーさを感じます。ここは好みが割れるところで、ムスクが得意でない人には重く感じられます。できれば店頭で嗅いでから決めてください。

髪にも使えます。グリセリンとパンテノールが入っているので、毛先の乾燥が気になる日にも回せる。105mLで1,650円という容量と価格のバランスもよく、家に一本置いておく用途に向いています。

4位
John's Blend(ジョンズブレンド) ④ ジョンズブレンド ヘア&ボディミスト ホワイトムスク

④ ジョンズブレンド ヘア&ボディミスト ホワイトムスク

¥2,090

容量・税込価格:110mL・2,090円(1mLあたり19.0円)/使える部位:ヘア・ボディ 香りの構成:サボン、ホワイトフローラル、ホワイトムスク

ジョンズブレンドの看板であるホワイトムスクを、ミストにしたものです。サボンの爽やかさにホワイトフローラルの甘さが乗り、そこにムスクの温かみがはっきり出ます。

清潔感はありますが、軽いシャンプー系とは別物です。もう少し印象に残る石けん系を探している人に向いています。逆に、無臭に近い距離感を求めているなら候補から外してください。

髪と身体の両方に使えて、保湿成分も入っています。通常ボトルは110mL。毎日持ち歩くには少し大きいので、外でも使いたい人は20mL・1,100円のスティックタイプを足すという手があります。甘いムスクが苦手なら、少量から。

5位

⑤ フェルナンダ プレミアム ボディミスト マリアリゲル

容量・税込価格:95mL・3,080円(1mLあたり32.4円)/使える部位:ボディ 香りの構成:ジャスミン、ペアー、ミュゲ

ペアーのみずみずしい甘さに、ジャスミンの華やかさとミュゲの透明感。フローラルフルーティーですが、ウォータリーな澄んだ印象のほうが先に立ちます。

石けん系とは違う上品さが欲しい人、通勤から休日の外出まで一本で通したい人に向いています。

アロエベラ液汁をベースに、ヒアルロン酸Naと植物由来の保湿成分。香りと一緒に肌の潤いも足したい人が選ぶ価格帯です。

単価は32.4円で、上位6本の倍近くあります。それでも選ぶ理由があるとすれば、この香りの奥行きと保湿の両取りができるところ。

6位
Vasilisa(ヴァシリーサ) ⑥ ヴァシリーサ ボディミスト スイレンヴェール

⑥ ヴァシリーサ ボディミスト スイレンヴェール

¥1,650

容量・税込価格:100mL・1,650円(1mLあたり16.5円)/使える部位:ボディ トップ:ベルガモット、リーフィーグリーン、ペアー、アップル、ピーチ/ミドル:スイレン、ジャスミン、ミュゲ、イランイラン/ラスト:ムスク、アンバー、シダーウッド、パチュリ、オリス

12本のなかで公表ノートがいちばん細かい一本です。ベルガモットとグリーン、果実の爽やかさから始まり、スイレンを中心にした透明感のあるフローラルへ移って、最後はムスクとシダーウッドが全体を落ち着かせます。

スイレンの涼しさが効いているので、甘いボディミストが続かなかった人にも通ります。春夏、風呂上がり、気持ちを切り替えたい昼過ぎ。そういう場面に合います。

メントールが入っていて、ひんやりした使用感があります。刺激を感じやすい人は狭い範囲から試してください。公式の商品ページに保湿成分の記載がないので、乾燥対策も兼ねたいならSHIROやフェルナンダのほうが目的に合います。

7位
Adidas(アディダス) ⑦ アディダス バイブス ヘア&ボディミスト ハッピーフィールズ

⑦ アディダス バイブス ヘア&ボディミスト ハッピーフィールズ

¥1,980

容量・税込価格:150mL・1,980円(1mLあたり13.2円)/使える部位:ヘア・ボディ トップ:キウイ、レモンオイル、オレンジ/ミドル:スペアミント、オーパル/ラスト:シダーウッドオイル、ムスク、サンダルウッド

キウイとレモン、オレンジの明るい立ち上がりから、スペアミントの爽快感へ。着地はムスクとウッドで、思ったより穏やかにまとまります。ブランドはジャスミンとグレープフルーツを思わせる香りと説明しています。

スポーツブランドの名前から想像するほど汗くさい方向ではありません。フルーティーさとフローラル感の両方が欲しい人に向いています。

150mLで1,980円。単価13.2円は12本で2番目に安く、髪にも使えて保湿のグリセリンも入っています。コスパで選ぶならここです。ただしボトルは大きいので、持ち歩きより家で使う想定で。

8位
SHIRO(シロ) ⑧ SHIRO サボン ボディミスト

⑧ SHIRO サボン ボディミスト

¥2,275

容量・税込価格:100mL・1,980円(1mLあたり19.8円)/使える部位:ボディ 香りの構成:爽やかなフルーツ、清潔感のある石けん

SHIROのサボンをミストにした定番です。甘さはありますが、フルーティーな軽さがあるので重くなりません。季節も年代も選ばずに使えます。

ボディ用の保湿ミストという位置づけで、ユズ果皮水とグリセリンが入っています。香りだけでなく、乾燥が気になる肌に潤いを足したい人向け。

公式が案内している香りの持続はおよそ1〜2時間です。数字が出ている商品は12本でここだけなので、ボディミストの持ち時間の目安として覚えておくと便利です。学校や職場のように、強い香りが敬遠されやすい場所でも使いやすい。

注意点がひとつ。髪と衣類への直接使用は推奨されていません。髪にも使いたいなら、同じサボンのヘアミストか、ヘア&ボディ兼用の商品を選んでください。

9位

⑨ ロクシタン ヴェルヴェーヌ リフレッシング ヘア&ボディミスト

容量・税込価格:50mL・3,410円(1mLあたり68.2円)/使える部位:ヘア・ボディ 香りの構成:ヴァーベナ、シトラス、フローラル

12本で唯一、甘さの方向に振っていない一本です。レモンのような酸味のあるヴァーベナを中心に、シトラスとフローラルを重ねたクリアな香り。

甘いミストが続かなかった人、夏に爽やかな香りだけを置きたい人はここへ。朝の身支度、仕事中の切り替え、運動のあと。使う場面を選びません。

ボディ・ヘア用化粧水として売られていて、肌にも髪にも使えます。50mLはポーチに入る大きさです。

シトラスとハーブが中心なので、甘いムスク系より早く弱くなったと感じます。単価も68.2円と上から4番目。それでも選ぶなら、持続ではなく爽快感とつけ直しやすさを買うことになります。

10位
Aíam(アイアム) ⑩ Aíam ボディフレグランスミスト チャプター65

⑩ Aíam ボディフレグランスミスト チャプター65

¥4,290

容量・税込価格:60mL・4,290円(1mLあたり71.5円)/使える部位:ボディ 香りの構成:オレンジフラワー、バイオレット、ムスク、パウダリーノート

パウダリーなやわらかさの上に、オレンジフラワーとバイオレットのブーケ。それをムスクの温度が包みます。石けん系より華やかで、どこかあどけない甘さが残るタイプです。

ラベンダー花エキスなどの植物エキスに加えて、アセチルヒアルロン酸Naと加水分解ヒアルロン酸Naを含む複数のヒアルロン酸系成分。保湿の設計はしっかりしています。

60mLで4,290円。細身のボトルとパッケージまで含めて選ぶ商品です。パウダリーな香りが苦手な人には甘く感じられるので、そこだけ先に確認してください。

11位
Dior(ディオール) ⑪ ミス ディオール シルキー ボディ ミスト

⑪ ミス ディオール シルキー ボディ ミスト

¥7,800

容量・税込価格:100mL・7,700円(1mLあたり77.0円)/使える部位:ボディ 香りの構成:ローズを中心としたミス ディオールの香り

ローズが優美に立つ、ミス ディオールのボディミストです。ミストの軽さのまま、デパコスらしい華やかさが出ます。

肌に潤いを与えてなめらかに保つ設計で、同じミス ディオールのクリームやボディオイルと重ねる使い方もできます。香りをそろえて厚みを出したい人向け。

100mLで7,700円は、普段使いのボディミストとしては高い部類です。そのぶん、香りの立ち方とボトルの見栄えが揃うので、贈り物としても選ばれます。

持ち歩きには向きません。それと、ボディミストは香水と同じ濃度ではないので、価格が高くても一日中香り続けるとは限りません。

12位
CHANEL(シャネル) ⑫ ロー ルージュ N°1 ドゥ シャネル ボディ ミスト

⑫ ロー ルージュ N°1 ドゥ シャネル ボディ ミスト

容量・税込価格:100mL・20,240円(1mLあたり202.4円)/使える部位:ボディ トップ:シトラス、レッドベリー/ミドル:ジャスミン、ローズ/ラスト:ムスク、アイリス

シトラスとレッドベリーのみずみずしさから、ジャスミンとローズの華やかなフローラルへ。着地はムスクとアイリスで、上品なフルーティーフローラルに落ちます。

華やかなのに重くならず、フレッシュさと繊細さが釣り合っています。普段使いのミストというより、自分への褒美か、特別な贈り物として選ぶ一本です。

ツバキ花水とツバキ花エキスが入っていて、腕、デコルテ、首と全身に使えます。100mLで20,240円、1mLあたり202.4円。12本で最も安いボディファンタジーの約19倍です。

自然由来指数97%と案内されていますが、これは水を含むISO 16128に準拠した数値です。自然由来の成分が多いことと、肌に刺激が出ないことは別なので、様子を見ながら使ってください。

ボディミストの選び方で見るところ

人気やブランド名だけで決めると、使う場面と合わずに残ります。見るのは5つです。香りの系統、使う場面、持ちとつけ直しやすさ、保湿成分、使える部位。どの順で見るかは、自分がどこで使いたいかで変わります。

なりたい印象から香りの系統を決める

この12本を系統で分けると、次のようになります。

系統本数商品
石けん・シャンプー系4本フィアンセ/モムチ/ジョンズブレンド/SHIRO
フローラル・フルーティーフローラル系7本ボディファンタジー/フェルナンダ/ヴァシリーサ/アディダス/Aíam/ミス ディオール/シャネル
シトラスハーブ系1本ロクシタン

甘さを避けたい人の選択肢が薄いことがわかります。はっきり甘くない方向はロクシタンの1本で、次に近いのがメントール入りのヴァシリーサ。この2本以外は、程度の差はあれ甘さが乗ります。

もうひとつ、公表ノートを数えて出てきたことがあります。ムスクの表記があるのは12本中7本です。フィアンセ、モムチ、ジョンズブレンド、ヴァシリーサ、アディダス、Aíam、シャネル。石けん系でもフローラル系でも、着地はだいたいムスクになる。ボディミストの残り香が似て感じられるのは、ここが理由です。過去にムスクで失敗した記憶があるなら、系統ではなくラストノートの表記を先に見てください。

系統ごとの向き不向きも書いておきます。清潔感が欲しいならサボンとシャンプー系。学校や職場のように、香りを主張したくない場所で扱いやすい。上品さや華やかさが欲しいならフローラル系ですが、同じフローラルでもローズ中心なら華やかに、ミュゲやスズラン中心なら透明感が前に出ます。フルーティー系は、ペアーやアップルならみずみずしく、ベリーやピーチなら甘く華やかに寄ります。

学校・職場・デートで使い分ける

学校や職場では、サボン、シャンプー、軽いシトラス。香りが軽い商品でも、何度も吹きかければ周囲には強く届きます。量のほうが系統より効きます。

デートや休日の外出には、フローラル、フルーティー、ムスクのように、普段より少し華やかなものを。かわいらしさを出すならフルーティーフローラル、落ち着いた印象ならムスクやウッディを含むもの。

控えるべき場所もはっきりしています。食事の席、病院、通勤電車、狭い会議室。自分にとっては弱い香りでも、隣の人には強い。ここは想像力の問題です。

ついでに書いておくと、レディース向けという分類に縛られる必要はありません。自分が心地よく感じて、使う場面に合っているなら、それが正解です。

香りはどれくらい持つのか

ボディミストは香水より軽く香る商品が多く、時間とともに弱くなります。ただ、何時間持つかを一律には言えません。使用量、肌の状態、気温、湿度、香りの系統で変わります。

数字を出しているブランドは限られます。今回の12本では、SHIROがおよそ1〜2時間と案内しているのが唯一です。この数字がほかの11本にそのまま当てはまるわけではありませんが、目安としては使えます。朝つけたものが夜まで残る前提で買うと、たいてい外れます。

外でつけ直したいなら50〜60mLサイズ。今回の12本ではフィアンセ、ロクシタン、Aíamの3本が該当します。前の表で見たとおり、この3本は1mLあたりの単価が高い側に並びます。持ち歩ける代わりに割高、と覚えてください。

つけ直す時間が取れず、朝から長く香らせたいのであれば、そもそもボディミストではなくオードトワレやオードパルファンのほうが目的に合います。

保湿成分をどこまで期待できるか

香りだけでなくボディケアも兼ねたいなら、成分表示を見てください。よく入っているのは、水分を保つグリセリンやヒアルロン酸Na、植物エキスです。12本のなかでは、SHIROのユズ果皮水、フェルナンダのアロエベラ液汁、Aíamの複数のヒアルロン酸系成分あたりが分かりやすい例になります。

ただし、保湿成分が入っていても、ボディクリームやボディミルクと同じ保湿力があるわけではありません。乾燥が強い季節は、クリームを塗ったうえから香りを重ねる順番のほうが確実です。

敏感肌の人へ。アルコールの有無だけで安全かどうかは判断できません。腕の内側など狭い範囲で試して、赤みやかゆみ、刺激が出たらすぐ使用をやめてください。

髪や服にも使えるかを確かめる

商品名にボディミストと書いてあっても、髪や衣類に使えるとは限りません。12本を整理するとこうなります。

使える部位本数商品
ヘア・ボディ兼用4本モムチ/ジョンズブレンド/アディダス/ロクシタン
ボディのみ8本フィアンセ/ボディファンタジー/フェルナンダ/ヴァシリーサ/SHIRO/Aíam/ミス ディオール/シャネル

3分の1しか髪に使えません。髪にも使いたいなら、ヘア&ボディミスト、ボディ・ヘア用化粧水のように、公式が髪への使用を案内している商品を選んでください。

SHIROのサボン ボディミストは、アルコールを含むため髪や衣類への直接使用を控えるよう案内されています。人気のある商品なので、髪につけている人を見かけることもありますが、案内としては非推奨です。

衣類も同じです。素材によってはシミや変色が出ます。書かれていない使い方は避けてください。

予算をどこで区切るか

総額ではなく、単価と使う頻度で考えると迷いません。

1,000円前後は、はじめて買う人と、香りを何本か持ち替えたい人に向きます。前の単価表でいえば、10〜20円の6本がここに近い層です。

1,000〜3,000円台になると、保湿成分やヘアケア、香りの奥行き、パッケージが乗ってきます。自分用にも贈り物にも選びやすい。

4,000円以上は、ブランドの雰囲気、ボトルのデザイン、ギフト包装まで込みの買い物になります。ミス ディオールやシャネルはここです。

ひとつ念を押しておくと、高い商品ほど香りが長く続くわけではありません。価格には香料以外のものが多く含まれます。持続を優先するなら、金額より商品カテゴリーと公式の持続時間の記載を見てください。

ボディミストをふんわり香らせる付け方

たくさん吹きかけるより、少量を適切な場所に置いたほうが自然に香ります。それと、香りが弱いと感じるときは、自分の鼻が慣れているだけの場合がほとんどです。距離の近い場所ほど、つけすぎに気をつけてください。

肌から離して、少量から

使う前に、パッケージに書かれた使い方を確認してください。指定がなければ、肌から少し離して1〜2プッシュ。そこから香り方を見て足していきます。いきなり全身に何度も吹きかけると、想像より強く出ます。

SHIROは、肌から20cmほど離して全身に適量をスプレーする方法を案内しています。適切な距離と量は商品ごとに違うので、記載があるならそちらに従ってください。

つける場所で香り方が変わる

控えめに香らせたいなら、ウエスト、膝の裏、足首。顔から遠い位置です。香りは下から上へ上がるので、自分の周囲にふんわり漂います。

自分でも香りを感じたいなら、手首、首元、デコルテに少量。ただし顔に近い場所は強く感じるので、量は控えめに。

汗をかいた肌に重ねると、汗や皮脂のにおいと香料が混ざります。拭いてから、清潔な状態でつけてください。

弱くなったら少量をつけ直す

一度に何度も吹きかけず、少しずつ足します。自分では感じにくくても、周囲にはまだ残っていることがあります。

学校、職場、電車のように人との距離が近い場所では、その場でつけ直さないでください。化粧室や屋外に移動してから。

同じ香りの香水やボディクリームと重ねるなら、ブランドが提案している組み合わせから選ぶと、香り同士がぶつかりにくくなります。

レディース向けボディミストのよくある質問

Q. ボディミストと香水は何が違いますか。 A. ボディミストは香水より軽く香る商品が多く、保湿成分を入れたボディ用化粧水として売られているものもあります。香水はオードパルファンやオードトワレのように、濃度で種類が分かれています。ただし、ボディミストという名前に統一された濃度の基準はありません。香水より必ず肌にやさしいとも限らないので、成分と使用部位を商品ごとに見てください。

Q. 香りは何時間続きますか。 A. 数十分から数時間で弱くなる商品が多いのですが、正確な時間は商品によります。この記事の12本で持続時間を公表しているのはSHIROの1本だけで、およそ1〜2時間と案内されています。香りを少し長く楽しみたいときは、無香料のボディクリームで肌を保湿してからつける方法があります。

Q. 髪や服にも使えますか。 A. 12本のうち髪に使えるのは、モムチ、ジョンズブレンド、アディダス、ロクシタンの4本です。ボディ用の商品にはエタノールが含まれることがあり、髪の乾燥につながります。衣類は素材によってシミや変色が起きるので、使用が明記されていない商品を直接吹きかけないでください。

Q. プレゼントにはどの香りがいいですか。 A. 相手の好みが分からないなら、サボン、シャンプー、軽いシトラス、透明感のあるフローラル。使う場面を選びにくい系統です。ムスク、バニラ、濃いローズは好みが割れます。気軽な贈り物なら1,000〜3,000円台、誕生日や特別な日ならミス ディオールやシャネルのような価格帯も候補になります。ボトルの見た目とギフト包装の有無も確認してください。

Q. 中学生や高校生でも使えますか。 A. 年齢より、校則と使用上の注意を先に確認してください。学校で使うなら、サボンやシャンプー系の軽い香りを少量に抑えるのが無難です。教室でつけ直すと香りが広がるので、家を出る前につける程度にとどめてください。肌に不安があれば保護者に相談して、狭い範囲から試してください。

Q. コスパで選ぶならどれですか。 A. 1mLあたりで見ると、ボディファンタジー(10.5円)、アディダス(13.2円)、モムチ(15.7円)の順です。髪にも使いたいならアディダスかモムチ。香りを何本か持ち替えたいならボディファンタジー。ただし、いちばん安いものが自分に合うとは限らないので、単価は最後の判断材料にしてください。

まとめ

ボディミストを選ぶときに見るのは、香りの好みだけではありません。使う場面、保湿成分、使える部位、容量、単価。この5つを並べると候補が絞れます。

12本を数えて分かったことを3つ。1mLあたりの単価は10.5円から202.4円まで、約19倍の開きがあります。髪にも使えるのは4本にとどまります。公表ノートにムスクが入るのは7本で、系統が違っても着地は似ます。

学校や職場で使うならサボンとシャンプー系。甘さが苦手ならロクシタンかヴァシリーサ。髪にも使いたいならモムチ、ジョンズブレンド、アディダス、ロクシタンの4本から。贈り物ならミス ディオールとシャネルが視野に入ります。

最後にひとつ。香りは肌に乗せると印象が変わります。気になるものを2〜3本に絞ったら、店頭のテスターか小容量で試してから買ってください。

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